復興交付金に思うこと。

まずは、こちらのNHKのニュース(記事が削除されたため、2012年1月29日にリンク削除しました)をお読みください。

お昼のニュースを食事中に聞いただけなので、「岩手県内陸部の自治体が復興交付金の申請」というところしか印象に残らず、非常に強い違和感を感じたのでぐぐったところ、岩手県内陸でも住宅の全壊、半壊がある、という事実を把握しました。
・・・やはり、沿岸部の悲惨な状況が凄すぎて、ニュースになっていなかったようです。

今の仙台市でも実は営業再開ができていないホテルなども存在しているようですので、「私たちも被災者であることを忘れないで欲しい」という強いメッセージとして、常識だったら沿岸部自治体を気遣って復興交付金なんかに手を挙げないけど、あえて手を挙げたのだろうな、と好意的に受け止めることにしたのです。

まあ、それで自宅でNHKのニュースを再確認して、結局びっくりしましたよ。
あくまでニュースであって詳細内容は一般人の私には伝わってませんが・・・あまりにあまり・・・

○震災で崩落した山の斜面の補強工事
きっと、立ち入り禁止とか、通行規制などで対応すると人命に即関わることに違いないよね・・・
なら、復興の一つとして必要、うん、そうだよ!!
・・・そうであってほしい。

○防災拠点となる公民館や学校の耐震化
○非常用電源の設置
○その他

・・・(xox)・・・
フォローのしようがありません。

たしかにどれも必要なことですが、復興というキーワードとは違います。
日本全国、被災地でもない自治体であっても欲しいものを並べているようにしか見えません。

ちょっと話がそれますが、日本は地震大国で、地震、火山の噴火、津波、これらは避けて通れない中、日本人総体としては、いつか来るのは間違いない災害対策を軽視してきたと思います(警鐘を鳴らしている方、自力救済ができるよう備えている方も当然いますが、全体として、です)。

何かあるたびに「備蓄がたりない、行政はなにをやっている」という話がでますが、平常時にはムダ扱いされてませんかね?
私は比較的新聞を読む人間だと思いますけど、記事にならないだけなのかもしれませんが、「住民○人が○日最低限食事がとれる備蓄のために○円予算確保しました」なんて見たことないですね。
鳥インフルエンザの時にワクチンの話でマスコミが足りない足りないって叫んでたことがありましたけど、今だってその危険性があるのにそんな記事は見かけません。

「東北の日本海側の高速なんか車走らないんだからムダ、いらない」という話をしていた人も大勢いますが、それがないから被災地への支援物資搬入に難渋した一因でしたけど?
阪神大震災の時に「リダンダンシー」という言葉が踊りましたけど、踊っただけということが明白になりました。
震災後になって、政治家もマスコミも遅ればせながら(リダンダンシーという言葉は使わないけれどw)日本海側の高速道路整備に肯定的に考えていますが、ユーロ危機の影響(だけじゃなくて、火種はくすぶってます)でいっぺんにふっとんでしまうと思います。

・・・他にもいろいろありますけど、日本は地震大国、災害大国であることを忘れ、経済効率、経済発展を重視しすぎているのではないか、と思いますね。
「喉元を過ぎると熱さを忘れる」、愚かだけど、人間の性(別に日本人だけじゃないですよね)でしょう。

腹を据えていない右往左往する政治家、無責任に放言するマスコミと自称専門家、それに惑わされる民衆。
まさしく魔のトライアングル!
共鳴し合ってどんどん増幅されるw

で、話を戻しますと、「復興交付金じゃなくて全国自治体向けに防災交付金を作れ」というテーゼを、「KY」とか「非常識」とかの汚名を浴びる覚悟で、奥州市、関市、花巻市、北上市、遠野市、住田町の首長さんたちが提唱したのだろう!
こういう心意気の人こそ「政治家」というもの!

そうだ、きっとそうに違いない!
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羽後(扇田)長岡城

<ジャンル:中世平城
所在地 :秋田県大館市比内町扇田字新大堤下
お勧め度:★☆☆☆☆
難易度 :☆☆☆☆☆
駐車場 :道の駅があるので十分にあります。
登城日 :2012年1月
城館位置:GoogleMap

【登城ルート】
道の駅「ひない」の敷地そのものが城址のようです。

【来歴】
プルミエ比内という、道の駅の併設施設(いや、これがメイン施設かも)にはこんな説明がありました。
説明書き
浅利氏が南部氏や安東(のちの秋田)氏と争っていたのは知っていましたが・・・

でも、いくら武田信虎が暴君だった(荒っぽい人なのは間違いないでしょうが、浅利氏側がなにか問題でも起こさない限り逃げ出さなきゃならないほどか?)としても、いっしょに逃げ出せる一族郎党の人数なんてたかがしれているし、南部氏は同じ甲斐源氏。
いきなり夜襲か? 普通は客将になるんじゃない?

ちょっとこれはどうよ、と思いつつWikipediaを見てみると、甲斐源氏の分流のひとつということは共通するけれど、元々比内地方に土着している一族、ということのようです。

ちなみに、こんな展示もありました。
浅利氏関係マップ
・・・これでつながった! と思いました。

・・・鎌倉時代にこの地の地頭職となった浅利氏は代官(当然一族)を配置。本家は鎌倉か本貫地にいる(有力御家人はこのスタイルが普通だし)。
鎌倉幕府崩壊後、隣接している強大な南部氏に土着の分家は臣下となる。
戦国時代、武田信虎の家臣となっていた浅利氏本家は信虎を見限り分家を頼って北上。
そして、北上した本家が分家を乗っ取る形で独立。
おそらく、分家も了承済みだと思いますね。
「助けてやった本家に乗っ取られた。こっちは南部氏に逆らう気はないけど、どうしようもありません」というポーズなら、浅利分家に縁があるけれども南部氏家臣にとどまっている人たちにかける迷惑は最小限化できますし。
そして本家は分家の影響力を使って、また、自身が激戦地で培った采配力をもって周囲を勢力下に。
ある程度沈静化したら、独立勢力の本拠としては十狐城はあまりに不便なので長岡城築城(もしかすると躑躅が崎館のまね?)・・・

私の想像に過ぎませんが、これなら納得です。

文献が少ない田舎の方はこういうように、正しいかどうかはすでにわからないのでいろいろ考える楽しみがあります。

【写真】
標柱と土塁
城址碑と土塁
雪が積もっていますが、積雪はたぶん50cm程度だと思われます。
現在駐車場となっている場所からおおよそ4m程度の土塁で、写真奥側で右側に土塁が折れていることから、道の駅「ひない」が長岡城の中心と思われます。

残念ながら、冬期なので反対側をちゃんと見ることができませんでしたので、空掘が遺っているかどうかは不明です。

土塁をちょっと離れて撮影しました。
土塁と横矢掛り
横矢掛りのように折れが入っているのがわかると思います。

遺構としてはさみしいものがありますが、道の駅と、同一敷地にあるレストラン比内どりでは比内地鶏がいただけますので、「城内グルメ」を楽しむことができます。

P.S.
プルミエ比内は「観光振興と地域のコミュニティ活動の推進のために設置された建物で、観光情報提供の拠点として、観光案内、特産品の紹介を行っています。」(大館市HPから抜粋)ですが、事務室の一番奥にいたおじいさんに長岡城のことを聞きましたが、「標柱はあるけどしらない」程度のことしか返答いただけないのが正直最悪でした。

人の悪口とかバッシングとかは嫌いですが、「観光情報拠点」なら自分の勤務地の敷地内のことぐらい説明できる知識を持ってもらいたいものです。
標柱もあり、勤務している施設に少ないながらも説明書きがあるのだから。
私が聞いたのは、「土塁の折れを見る限り、この建物あたりが城内ですよね?」というレベルの質問だけなんですから・・・残念きわまりない。

東北道紫波SA(上り線)の合わせ技B級グルメ

岩手県が誇るB級麺類(一部のわんこそば、冷麺はA級に分類するべきかな、と考える場合もありますが)、わんこそば、盛岡冷麺、じゃじゃ麺。

その中でじゃじゃ麺はもっともB級ですが、紫波SA(上り線)のスナックコーナーはさらなるB級化をしました!
その名も「ナポリじゃじゃ」!

まかない飯から生まれたといっているようですが、要するに地元岩手のじゃじゃ麺と、新潟のB級グルメのイタリアンの合の子ですよね。

紫波SAに立ち寄る前に、元祖である「白龍(パイロン)」さん(公式HPがないようですので、食べログです)との違いをより鮮明にするために、白龍さんで食べたあとに食べてみました。

本家本元は茹でたうどん状の麺を湯きりして、肉味噌、きゅうり、ネギを載せます。
「ナポリじゃじゃ」は違います。
湯きりした麺をトマトソースで炒めているようです。

わかりにくいと思いますが、下の写真を見てください。
ナポリじゃじゃ1
水気ありません。
おいしそうに見えますけど、水気がないのが問題でした。

肉味噌が混ぜにくい。
すするたびに口の水分をもっていかれる。
個人的には、このままなら二度と食べません。

・・・と否定の発言を先にさせてもらいましたが、味は悪くないんですよ。
「極太生麺の和風(テイスト若干ありの)ミートソーススパ」というように言うと「ナポリじゃじゃ」という名前が霞みますので紫波SAの方々は「やめてくれ」と思うでしょうが、端的にいうとおおよそそんなイメージです。

ただ、もうここまでやるんだったら、いっそのこともっと岩手県産の農林水産物とじゃじゃ麺を組み合わせて「じゃじゃ麺山猫軒風」(ネーミングは私案ですw)とかにしたらいいんじゃないのかなぁ。
じゃじゃ麺の特徴と、岩手県産のおいしい農水産物を利用すれば、「山猫軒」という宮沢賢治の創り出した名前を背負うに値すると思うんですけどね。

例えば、寒い時期には岩手産牛乳と米粉を使ったクリームパスタ風にしたり、暑い時期には旬のウニを組み合わせてみたり、時には「じゃじゃ麺」らしさを残しつつも麺に地元産季節野菜を練りこんでみたり・・・
もちろん、すべてのベースに「じゃじゃ麺(肉味噌含む)」とするのは必須ですけど。

アイディアを欲しい方、お問い合わせお待ちしておりますw(USO)

「百姓の持ちたる国」とはどんなところ?

ある政治団体が「現代版百姓の持ちたる国」を作るとおっしゃっているので、じゃあ、百姓の持ちたる国とはなにか? と思ったので、さらっとまとめてみました。
なお、詳細は1級資料を見ていませんのでまとめられませんw

まず「百姓の持ちたる国」ってどこにあったの?
=今の石川県の西側(小松市とか加賀市とか)あたりです。いわゆる加賀国ですね。

どうやって「百姓の持ちたる国」になったの?
=室町時代(戦国時代、安土桃山時代を含む)に守護だった富樫氏に対して、一向宗(浄土真宗の一派)やその他宗教勢力、国人(自分の住むかなり狭い地域を治める武士。地侍とか呼び方はいろいろありますが、支配層にあたります)が反乱をおこして、守護一族を駆逐したしたためです。

「百姓の持ちたる国」といった人は誰だろう?
=蓮如の十男・実悟さん。正しくは「百姓ノ持チタル国ノヤウニナリ行キ候コトニテ候」

蓮如って誰?
=浄土真宗の祖、親鸞の直系のお坊さん。蓮如さんの三代後の顕如さんは織田信長、徳川家康をかなり苦しめています。
・・・そして、彼に従った信徒はかなり悲惨な目に合いました。

「百姓の持ちたる国」の実態は?
=上にも書きましたが、正しくは「百姓ノ持チタル国ノヤウニナリ行キ候コトニテ候」。「百姓(おおよそ農民を指す。ただし、元々は中央政権を担う高貴な人以外の万民、という意味)が治める国のようだ」ということであって、実際に統治したのはお坊さん(特権階級)、元々いた守護の富樫氏を追い出すよう戦った国人、名主百姓(分かりやすくいうと地主というか富裕農民。被支配階級だけど力あり)が治めていました。
はっきりいって、別に「庶民が治めた国」ではありません。
守護の富樫氏時代と「百姓の持ちたる国」時代において、どれほどの治世の違いがあったかはわかりませんが、国外との争いに絞ってもいろいろあるようなので、一般庶民にとって流した血ほどによくなったとは到底思えません。

話を戻しまして、元々の「百姓の持ちたる国」が決していいものであったという根拠はないのに、ある政治団体がいう「現代版百姓の持ちたる国を実現する」とはどんな国(大阪)になるんだろう・・・?

ある政治団体を支配階層の中心とした国(大阪)ってことでしょうか?

怖いです。やめてください。

・・・というのは冗談ですがw、
ただ、笑うに笑えない歴史誤認だけは「橋GE以下、O維新の会全員知ったか振りするんじゃない!」と叱咤はさせていただきます。

「現代版百姓の持ちたる国」というキャッチーなコピーとして歴史を弄んでいる状態では、マスコミと世の中を振り回しているだけのアブナイ組織としか思えませんよ。
そのアブナサは小泉さん以降、みんないろいろと味わってきているはずなんですけど・・・


【分かりやすい参考サイト(政治ではありません。歴史です)】
私的加賀冨樫氏研究サイト、Wikipedia

【カップ】八戸せんべい汁

まさかインスタント食品を紹介するとは思いもよりませんでしたが、あまりにせんべい汁の再現度が高すぎるのでご紹介します!

じゃん!
外観
大きさは○ちゃんの赤いきつねなどとほぼ同サイズ。

開けると・・・
具材
からっぽのどんぶりの左下から時計回りに具などをご紹介します。

まず醤油だれ。
次が乾燥ネギ。
正面にあるのがレトルト具材。鳥肉、にんじん、ごぼう、きのこ(ぶなしめじ)、と基本的な具材が入ってます。
最後に右側が主役の南部せんべい(せんべい汁用)×3枚。
・・・乾燥ネギだけはカップ麺くささがありますが、それ以外はなかなかいい感じです。

書いてあるとおり、せんべいを最初に4等分程度に割って入れ、レトルト具、乾燥ネギ、醤油ダレを入れて、熱湯IN!

出来たのがこれです。
完成!
見た目はまさしくスタンダードなせんべい汁!!

スープを一口すすると、鶏出汁の旨みが!
にんじん、ごぼう、ぶなしめじ、そして鶏肉!
味的にもスタンダードに近いレベルにあるといえます!

これで420円は高くはない!!安いとも言えませんけど・・・^^;A

唯一の難点はせんべい。
「お湯を注いで○分」というインスタントの宿命のせいでしょう。
お湯を注いでから10分近くになるとせんべいがぐずぐずに・・・
イメージとしては、○ちゃんの緑のたぬきの具材をお湯投入時から入れていて、5分もたったあたりを想像してもらえば分かりやすいと思います。

普通のせんべい汁のようにぐつぐつ煮ることはできず、ちゃんと柔らかくするためにはしょうがないと思いますが、アルファ化とかで解決できませんかね?

それはさておき、通信販売もありますので、ご興味のある方は下記リンクからどうぞ。

八戸東洋(株)様
訪問された方々
プロフィール

しろめぐらー

Author:しろめぐらー
山形を拠点に日本のお城めぐりを趣味としています。
あわせて、各地のおいしいものも楽しみにしています。

藪、へび、昆虫が嫌いなこと、運動不足でバランス感覚にかけていることなど、さまざまな理由によって険しいお城を避けたり、がんばっても途中撤退するなどヌル系ですが、それなりに巡ってます。

一応、現場主義ですが、間違ってたらコメントなどでご指摘ください。

完全にブログ更新通知と化してしまったTwitterアカウント= https://twitter.com/jcrsrchr

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